こんにちは。
知識ゼロ・資金ゼロ・人脈ゼロの状態から始めて
会社員として働きながらFXトレードをマスターし、
副業として毎月10万円のお小遣いを確保した
FX講師のトミーです。
今日はFXの基礎知識(その5)ということで、
FXトレードをしやすい時間帯について紹介していきたいと思います。
●時間帯で考えるFXトレードのいいところ
まず大前提として、
FXは平日なら24時間トレードできるので、
自分の時間の都合に合わせたトレードができます。
これは、会社勤めをする必要のある会社員には
時間の自由度が非常に大きくなるため、
とても大きなメリットになります。
そして次に、
「トレードしやすい時間帯があるかどうか?」
という点ですが、
これも実は答えは、”イエス”です。
●FX市場の値動きの特徴
24時間取引できるFXは世界中の金融市場の影響を受けるので、
大きな金融市場が開いている時間帯ごとに値動きに特徴がでます。
ただし日本でFXをトレードする時には、
大きく3つの時間帯にわけることができると覚えてもらえれば十分です。
1つ目が、9:00~15:00の東京時間
(アジア圏の金融市場の取引)
2つ目が、17:00~1:30のロンドン時間
(イギリスの金融市場の取引)
3つ目が、23:30~6:00のニューヨーク時間
(アメリカの金融市場の取引)
この3つの時間帯で特徴的な値動きが作られます。
※ちなみに夏時間の期間(サマータイム:3月の第2日曜日~11月の第1日曜日)は、
ロンドン時間、ニューヨーク時間がそれぞれ1hづつ早まります
●FXの値動き
FXでは主に以下の3つの時は、大きく値が動きます。
1.主な金融市場が開くとき
2.首相などの要人が経済に関係する発言をしたとき
3.経済指標と呼ばれる各国が行う調査結果が発表されるとき
見ていただくとわかりますが、
2は事前に知ることはできませんが、
1と3はあらかじめ時間帯が分かっているので、
自分で準備をして備えることができます。
●金融市場が開くときがチャンス
主な金融市場が開く時間を考えると、
朝(9:00~)、
夕方(16:00~、17:00)、
夜(22:00~、23:00~)に狙い時です。
株だと夜間取引以外は9:00~15:00しか主な取引はありませんが、
FXは朝方以外にも夕方と夜にも狙い時があります。
勤めを終えてからでもチャンスがあるのは、
会社員などの副業としてFXをする時の大きなメリットになります。
●要人発言の考え方
一般トレーダーが事前に要人の発言を知ることはできません。
結局、何かのツテで発言が出そうということが分かっても
最後までひっくり返る可能性も残りますし、
はっきり言って事前に知る必要性はありませんが、
実はトレードに生かせる活用方法はあります。
それは、
要人発言のような自分が全くコントロールできないものが
あるかもしれない、ということを考えに入れることができるところです。
想定外の値動きをした時に頑張りすぎないトレードができる点はとても重要です。
●経済指標の影響
これは指標の結果を事前に予想することは難しいですが、
要人発言とは違い指標発表の期間はトレードを避ける、
といった活用ができます。
なお世界中の指標発表のことを気にしていると
発表される国も指標も数が多すぎてトレードできなくなってしまいますので、
トレードを考えるときのコツとして、
取引する通貨ペア(例えばドル円ならアメリカと日本の指標)の2国の
指標発表のタイミングをチェックしていれば、まず大丈夫です。
ちなみにドル円ですと
日本の指標発表がほとんど8:50からの朝が多いので、
昼間働いて夜トレードするのであれば、
基本、日本の指標発表は気にしなくても構いません。
一方で、主なアメリカの指標は
・米国雇用統計(非農業者部門雇用者数・失業率)
・新規失業保険申請件数
・ADP雇用統計
・チャレンジャー人員削減数
がありますので時間をチェックしておく必要があります。
※ほとんどが22:30前後です
指標発表については、
またどこかで少し詳しく解説させていただきます。
楽しみにお待ちください。
今回は以上です。
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